top of page
ypi-yabugaki

家族療法の適応(子ども)

更新日:2020年7月31日

 家族療法は子どもの次のような症状・疾患に対して有効である(Stratton, 2016)という研究結果が示されています。


神経性食欲不振症(いわゆる拒食症)

・不安障害

・見捨てられ不安

・アスペルガー障害

・コントロール不良の喘息

・attachment dependence

・小児期におけるアタッチメントの問題

・AD/HD(注意欠如多動性障害)

・行動障害

・双極性障害

・神経性大食症(いわゆる過食症)

・深刻な犯罪に関与する行為障害

・行為障害/行為問題

・非行

・うつ病

・糖尿病(1型)

・コントロール不良の糖尿病

・薬物の乱用

・摂食障害

・感情の問題

・遺糞症

・夜尿症

・外在化する症状(非行や攻撃的な行動)

・幼児摂食障害

・悲嘆

・内在化する症状(撤退、身体的訴え、不安、抑うつ)

・不適切な情動調律

・医学的に説明されない症状

・気分障害

・肥満

・反抗挑戦性障害

・知覚された家族の凝集性

・初回エピソード精神病

・再逮捕 rearrests

・家族間葛藤の減少

・自傷

・睡眠障害

・心因性の身体の病気

・身体症状

・物質乱用、思春期の物質乱用者を治療に乗せること


 Stratton, P (2016). The Evidence Base of Family Therapy and Systemic Practice. Association for Family Therapy, UK.

閲覧数:16回0件のコメント

最新記事

すべて表示

離婚の子どもへの影響:目次

離婚の子どもへの影響についてまとめました。 各ページ、3分くらいで読める分量にしてあります。 離婚の子どもへの影響(0歳~18ヵ月) https://ypiyabugaki.wixsite.com/ypi-yabugaki/post/%E9%9B%A2%E5%A9%9A%E...

感情労働 emotional labor 3

感情労働が心に負担を与えているという現象理解のキモは、「感情労働をしたいと思っているのに出来ない」というポイントでした。 であれば、直観的には、「感情労働をしたいと思っているのに出来ない」要因、すなわち阻害要因を取り除こうと考えられます。...

感情労働 emotional labor 2

前回のポストでは、感情労働について概観しました。 ここで、非常に興味深い論文をご紹介したいと思います。三橋(2008)は、感情労働とバーンアウトの関連について、「感情労働をすることで燃え尽きるという因果連関に強い疑義が呈された」と主張します。感情労働をすることそれ自体ではな...

コメント


bottom of page